グルーミング ブラシの選び方
ピンブラシやスリッカーブラシなど、ブラシには何種類もありますが、ブラシの選び方の基準はブラシを実際に犬や猫の体にあててみて、被毛の長さや毛量に適しているかをみることがポイントになります。
👉一般的なブラシを紹介します。
1.ピンブラシ
主に長毛種の被毛のもつれをほどくときや、体表のホコリ・フケを取り除く目的で使用されます。
選ぶ際はできるだけ軽く、ブラッシングの際に疲れないもの、そしてご自分の髪に通してみて痛くないものといった基準で選ぶのがよいでしょう。
2.スリッカーブラシ
被毛のもつれをほどいたり、毛玉、死毛を取り除いたりする目的で使用されます。特に、ダブルコートの犬種の換毛期には、死毛をしっかりと除去してくれ
る大変便利なブラシです。
金属製の台にゴムクッションを張り、その上に細い「く」の字に曲がったピンを植え込んだブラシのことです。ピンの長さやヘッドの部分の大きさに種類があ
りますので、パートナーの大きさや使う部分にあわせて選びましょう。
3.獣毛ブラシ。
表面の死毛、ホコリ、汚れを取り除き、被毛につやを与えます。
その名の通り、動物の毛を使ったブラシです。
豚、馬、猪などの毛が代表的です。毛先をカットしてそろえているものよりも、毛先をそろえていないものの方が被毛への通りがよく、より効果的だと言われ
ています。
4.ラバーブラシ
換毛期で皮毛が大量に抜ける時など、たくさんの死毛を一度に集めることができるブラシです。また、集めた被毛も飛び散らないので大変便利です。
肌に直接当たることが多いため、マッサージ効果も期待できます。中・短毛種により適しています。
ゴム素材でできたブラシで、皮膚や皮毛にもやさしいブラシです。
5.コーム
粗目のコームは死毛の除去に、細目のコームは毛並みを整える仕上げに使います。
一般的に金属製のくしを指します。ピンの間隔によって粗目と細目があり、両用タイプが一般的です。ピンの長さはさまざまなものがあります。毛質や毛量に
合わせて選んであげると良いでしょう。
「(株)カラーズ・エデュケーションホリスティックケアカウンセラー養成テキスト引用」
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