犬と猫の生理学・解剖学 内分泌系

今日は内分泌系について書きたいと思います。内分泌とは、腺(分泌活動を行う細胞の集まり)で作られる物質が、直接、血液中やリンパ液中に分泌される現象のことをいいます。内分泌を行う腺のことを内分泌腺といい、犬や猫では、松果体、脳下垂体、甲状腺上皮小体副甲状腺)、副腎、膵臓のランゲルハンス島、生殖腺(精巣・卵巣)などがあげられます。また、これらの内分泌腺で産生・分泌される物質をホルモンといい、特定の臓器や器官の活動をきわめて微量で調節する働きを持っています。内分泌腺で産生され、血液中に分泌されたホルモンは、血流に乗って全身に運ばれ、やがてそのホルモンが情報を伝達すべき臓器(標的臓器)に到達し、そこで初めてホルモンが作用します。標的臓器以外ではホルモンは何も作用しません。

「(株)カラーズ・エデュケーションホリスティックケアカウンセラー養成テキスト引用」

 

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