犬と猫の生理学・解剖学 内分泌系 松果体、脳下垂体、甲状腺
今日は、内分泌系の松果体、脳下垂体、甲状腺について書きたいと思います。松果体は第三脳室の後上方で脳から突出した、松かさに似た形の小器官です。
1.松果体 第三脳質の後上方で脳から突出した、松かさに似た形の小器官です。性腺刺激ホルモンを抑制するメラトニンを産出します。
2.脳下垂体 間脳の前下部についている突起状の内分泌腺で、前葉・中葉・後葉の三部に分けられます。主として他の内分泌腺の活動を支配するさまざまなホ
ルモンを分泌しています。
3.甲状腺 咽後頭部に近い気管の外側に左右一対あります。甲状腺ホルモンのほか、血中のカルシウムを下げるホルモン(カルシトニン)を分泌します。甲
状腺ホルモンは、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)の2種類があり、全身の新陳代謝を活性化させたり、発育や成長を促進させる
働きがあります。
「(株)カラーズ・エデュケーションホリスティックケアカウンセラー養成テキスト引用」
こだわりのペットケア用品専門店 TOWARA