家庭でできる運動ケア
明け方は少し寒さを感じますが、日中は寒さを感じない天気で、お散歩にはちょうど良い天候です。お散歩は犬にとって自由に運動ができ、五感の刺激によるストレスの発散や、飼い主さんとのコミュニケーションができるとても楽しい時間です。犬が年齢を重ねると、同じ散歩時間でも移動の距離が短くなったり、同じ散歩コースを歩くのに時間がかかったり変化がみられることが多くあります。普段のお散歩で何気なく行っていることの中で、運動機能の維持を可能にする方法があります。私は今はしていませんが（またやりたいと思っているのですが）時間があればランニングをしていました。ランニングは、平坦なコースだけでなく、コースに坂道を取り入れて負荷をかけてトレーニングをしていました。毎日のお散歩も負荷をかけて行うことで、筋力トレーニングになります。ダン君も最近はゆっくり歩きながらお散歩しています。そこで、私はいつものお散歩コースの公園で、人がいない時はリードを外して遊ばせます。遊びの中で、全力で走らせます。走って私の所に着くタイミングで、私が走ります。それについて行こうとしてさらに走ります。こうやって走らせて筋力トレーニングをさせています。走り終わったらご褒美をあげるようにしています。ご褒美はドライフードを一粒あげます。それ以外にも草むら、砂場、雪の上などの地面を歩かせることで筋力トレーニングになります。段差を利用することも良いと思います。階段の上り下りもトレーニングになると思います。シニア期になると散歩に行きたがらなくなったり、お散歩の時間が短くなったり、歩くスピードが遅くなったりします。日々の状態をチェックするようにしましょう。
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