犬と猫の食性 代謝と消化酵素

今日も少し暖かい1日でした。最近は、寒くなったり暖かくなったりと気温差がありますが、みなさんの体調はいかがですか?

みなさんは「アミラーゼ」という言葉を知っていますか。🤔「アミラーゼ」とは、でんぷんを麦芽糖に分解する消化酵素のことです。人の唾液の中に含まれています。「よく噛んで食べなさい」と言われた人は多いと思いますが、噛めば噛むほど唾液が分泌され、アミラーゼの分泌が多くなり、でんぷんをよりよく消化することができます。一方、犬の唾液の中にはアミラーゼは、ほんの少ししかありません。また猫の唾液の中には、まったくありません。そのため唾液ででんぷんを麦芽糖に分解することができません。ではどこで分解するの?と思われるかもしれませんが、小腸で膵臓から分泌されるアミラーゼによって麦芽糖に分泌されます。これは肉食動物特有のもので、野生時代からでんぷんを摂取する機会が少なく、消化する必要が低かったからです。では唾液の働きはなんでしょう?それは、食べ物を飲み込みやすくしたり、食べ物をスムーズに胃へ運んだりすることです。パートナーをよく観察してみてください。よく噛んで食べるのではなく、ほぼ丸呑みしていると思います。このことは、人と犬猫の食性の違いです。また、犬と猫でも違います。このような食性を理解することが大切です。

「(株)カラーズ・エデュケーションホリスティックケアカウンセラー養成テキスト引用」

 

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