メディカルハーブとは

ここ数日、寒さが続いていました。今朝も朝雪がチラホラしていました。メディカルハーブの講習は２月２７日からですが、予習を兼ねて、今日からテキストを読み始めました。ハーブの歴史は古いもので、紀元前４００年頃の古代ギリシャの医師ヒポクラテスが４００種類にも及ぶハーブを処方していたそうです。まだ西洋医学が始まる前に利用されていたのです。１０世紀に入って錬金術の技術から植物の蒸留法が確立されて、今のアロマテラピーの基礎となったそうです。現在は、西洋・近代医学とそれ以外の療法を「代替療法」といい、メディカルハーブもその代替療法に当たります。代替療法の見直しが始まり、西洋・近代医学の良いとこ採りで統合医療の取り組みが始まっているようです。その中でメディカルハーブの役割は、健康増進、疾病予防、疾病の進行および再発の防止、合併症の予防に効果があるそうです。例えば高血圧、糖尿病のある人が、１日何杯も砂糖やクリームを入れたコーヒーを飲んでいるのをハーブティーに替えると糖分を抑えることができます。ローズヒップというハーブを知っていますか？ローズヒップはバラの果実です。ローズヒップにはビタミンCとフラボノイドが含まれています。フラボノイドはビタミンCの吸収や働きを高める作用があります。サプリメントでビタミンCを飲むくらいならローズヒップティーを飲むことで、ビタミンCとフラボノイドの相乗効果が期待できます。このようにハーブに含まれる成分を健康維持のために利用できることは素敵なことだと思います。ぜひこれを愛犬に使っていきたいと思います。これから始まる講義が楽しみになってきました。これからハーブの情報もどんどん投稿していきたいと思います。